私は以前、電話占いに101万円使ったことがあります。
これは特別な話じゃなくて、復縁で悩んでる人なら誰でも起こりうる話です。
その時は大好きだった彼に別れを告げられ、もう絶望のどん底にいました。
思い出してもあの時の寒気が今でも蘇ります。
もう、どうする事もできなくて、占いに頼るしかなかったんです。
占いに依存している人を傍で見ていると、
「バカだな」
「どっかおかしいのかな?」
って思いますよね。
かつての私もそうでした。
でも、いざ自分が「占いにしか頼れない状況」に追い込まれたとき、
私はその「バカ」になりました。
これは決して他人事ではなかったです。
101万円という高い授業料を払って、私が地獄の中で見てきた景色をお話しします。
始まりは、彼との小さな「ズレ」と私の「察して」
別れの経緯は人それぞれですが、
私の場合は「彼の違和感」から始まりました。
なかなか結婚に踏み切ってくれない彼にイライラが募り、
それまで笑顔でいられたはずなのに、いつの間にか彼にキツく当たることが増えていました。
真正面から向き合えなかった「牽制」の代償
「結婚してよ!」と正面切って言えなかった私は、
遠回しに「なんか最近、楽しくない」なんて不機嫌を撒き散らしていました。
彼に「察して」欲しかったんです。
でも、それは逆効果でした。
ある日、いつものように「どこか遠くに引っ越したいな……」と呟いたとき。
いつもなら「えー、今も楽しいじゃん」「どこに行きたいの?」と返してくれる彼が、その日は違いました。
「いいじゃん、色々ゆっくり考えたら?」
そして続けざまに言いました。
「……俺とのことも」
その言葉で血の気が引きました。
「あ、距離を置かれている」と直感で察しました。
穏やかに、確実に「私」を失っていく感覚
そこから別れまで、表面上は穏やかに進みました。
というより、穏やかに、ゆっくり、
でも確実に私から気持ちが離れていく彼を、止めることができなかった。
私の家で半同棲していた状況から、
彼が仕事を言い訳に帰ってこなくなり、追撃した結果、ついに別れを告げられました。
別れを切り出された時よりも、
物理的に離れてしまった時がしんどくてしんどくて。
「いつもならこの空間にいた彼がいない。。」
と、一日中ボーッとソファに横になっていました。
今思えば依存していたんだと思います。
心の底から彼が大好きでしたし、
彼は私の全てでした。
彼が隣からいなくなってから、
自分の半分がえぐり取られたような、
彼を失った自分という存在が空中に浮いて
もはや自分が何者か分からなくなったような、そんな感覚がありました。
だけど、追撃したせいで正式に別れを告げられたため、これ以上連絡もできません。
もう、できることがありません。
どうしたらいいか分からず、ネットで検索しまくって、
最終的に辿り着いたのが電話占いでした。
適当なテキスト鑑定の占いではなく、その場でライブ的に占い師が対応してくれる電話占いは、
ある程度信じられるかも、と思ったのもあります。
なぜ私は、101万円も注ぎ込んでしまったのか
初めて電話占いを頼ったとき、めちゃくちゃ緊張しました。
心臓のドキドキを感じて、呼吸が浅くなったのを覚えています。
タロット占いでした。
結果は、
「時間はかかるけど、復縁の可能性がある。〇月頃に動きがありそうよ」と。
え!可能性あるんだ!しかも具体的な日付けまで!
と興奮したのを覚えています。
しかし、その鑑定結果の〇月っていうのが半年以上先。
復縁の可能性はあるよと言われて嬉しかったのも束の間、半年も待てない、、、
との思いが湧きました。
とにかく、寂しい、今すぐに会いたいのに半年も待てない!
復縁したい人みんな、そうでしょ??
よく、冷却期間は自分磨き!
とか言うけど、
正直、あの状態で“自分磨きしよう”なんて無理でした。
自分磨きで寂しい気持ちはなくならないし。
寂しくなくなれば、そもそも復縁なんて別に望まないんだから矛盾してる。
って話しで。
結果、次から次へと電話占いをかけまくりました。
毎日毎日かけてたし、多い時で1日に10万円使った、なんて日もありました。
今思えば異常だけど、その時は気にもなりませんでした。
一言でいえば「病んでた」なんだろうけど、
そういう時って冷静な判断って出来ないんですよね。
とにかく話しを聞いてもらうことで少しでも落ち着きを取り戻したかった、
というより、常に誰かと喋っていないと耐えられなかった。
止められない構造
今になって思うと、占いって構造的にハマりやすくなっていると感じます。
占い師さんは基本的に否定しません。
話を遮りません。共感してくれます。
しかも「何かあればまた教えてくださいね」という言葉が、また電話させる動機になります。
心理学で言う、
「不確実な報酬」が最も依存を生みやすい、という話があります。
当たる時もあるから、やめられないんです。
「次こそいい結果が出るかも」という期待感が、課金をやめさせない。
電話占いは、その構造がとてもうまくできています。
悪意があるわけじゃない。でも、ハマりやすい仕組みであることは確かです。
頭では「やりすぎだ」と分かっていた。
ここが怖いです。
多くの依存してしまう人って、
ほとんどが頭では分かっていると思います。
私も何度もやめなきゃって思いました。でもなかなか止められなかった。
でも、さすがに100万単位で使っていると、ある事実がわかってきたんですよね。
結局、占いをどう使うか次第なんだ。
と。
占いをすれば、復縁できると思っていた。
占いをすれば、彼の気持ちをコントロールできるって思っていた。
占いをすれば、私の未来は明るくなると思っていた。
だから、ハマったんです。
でも、やみくもに占いを続けた結果、、、
なるようにしかならなかった。
そりゃそうですよね。
占いを活用しているのではなく、完全に占いに振り回されていたんですから。
この段階になってくると、もはや鑑定結果なんて覚えていません。
電話をかけることそのものが、目的になってしまっていました。
これでは、何もしていないのと同じです。
ふとそれに気づいてから、
信頼できる先生のアドバイスだけを取り入れるようにしたところ、そこから流れが変わりました。
完全に使い方間違えていた。と気づきました。
占いは、
「正しく使えば、最短で自分の人生を切り開ける」
ツールなんだと知りました。
今の私が決めているルール
今でも電話占いは使います。
でも使い方は以前とは違います。
主に仕事の方向性などを見極めたい時の判断材料として。
自分の特性を知るためとして。
彼との距離感を整えるためのヒントとして。
そして、月5000円程度にしています。
依存して無駄に課金するのではなく、
私の人生をより良くするためのツールとして使っています。
・月の予算は5,000円まで
→ 無駄な課金を防ぐため
・同じ先生に月2回以上かけない
→ 依存すると判断が鈍るから
・「確認電話」はしない
→ 不安を増幅させるだけだから
・悩みが具体的にないときは、かけない
→ 「なんとなく不安」は依存の入口だから
それでもどうしても気持ちがおさまらない時は、
100円/分の鑑定師に限定するなど、金額が大きくならないようにしています。
電話占いを使うなら、これだけ覚えておいてほしい
電話占いを全否定するつもりはありません。
活用法を覚えてからは、私にはなくてはならないツールの一つでもあります。
ただ、気をつけてほしいことがあります。
「また電話したい」という気持ちが、
悩みを解決したいからなのか、
電話すること自体が目的になっているのか、
定期的に自分に問いかけてください。
もし今、電話占いを試したいなら
どうしても試してみたい方には、初回無料やお試し特典が充実しているサービスから始めることをおすすめします。
いきなり課金して失敗する人が本当に多いので、
まず無料枠で試すこと。
そして、
「選び方」を知っておいた方が安全です。
ちなみに、私も最初はどこを選べばいいか分からず、
かなり遠回りしました。
正直、ここを間違えると、
当たらない先生に何万円もお金を使うことになります。
当時の私みたいに失敗したくない人のために、
「占いジプシーにならない選び方」は別でまとめています。
▶︎電話占いで失敗しない選び方|復縁で遠回りしないための5つの基準
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使い方を間違えなければ、電話占いは悪いものじゃないです。
でも「正しく使う」ためには、私みたいな失敗を知っておくことも大事です。
この記事が、誰かの歯止めになれば、私の101万円も少しは意味があったと思えます。

